第39期 2020-2021年度
会長 前田 吉彦
ロータリークラブは世界200か国120万人に及ぶ会員組織です。ロータリークラブは単なる親睦団体ではありません。ロータリークラブおよびその会員であるロータリアンは国際奉仕・社会奉仕・職業奉仕を通じて世界平和を願う集団です。すべてのロータリークラブは国際ロータリー理事会で定められた基準を満たし、その基盤の上にそれぞれのロータリークラブの独立自治を行い特色あるクラブ運営をしています。私たちが所属する岐阜北ロータリークラブは岐阜市にある11あるロータリークラブの一つです。1982年7月14日に日本で1558番目に承認を受け活動を開始いたしました。同じ志をもつメンバーがロータリーの奉仕を行う中で、親睦を深め理解しあい、自己の啓発と成長にも努めてきました。
ロータリークラブの定例会は年間40日ほど開催されます。最近は例会出席状況を以前ほど厳しく取り扱わなくなりましたが、厳しい取扱をしていた意味は継承しています。つまりロータリー4つのテストにある「好意と友情を深める」ためには多くの時間を共有し、「みんなのためになること」を進んで行うには例会に参加することが1番なのです。奉仕という価値基準を同じくする一人ひとりのロータリアンが「I
serve」を習慣化できるように訓練する道場でもあります。先人の言葉を借りると「ロータリーの偉大なる機能は、各個人を個人として、また広く社会一般の一員として、また各個人がそれぞれ所属する他の特別の組織の一員として、より良き奉仕ができるように訓練するにある。」つまりどのような環境下でもより良き奉仕が実行できる訓練をするための例会なのです。
2020年7月から新たに岐阜北ロータリークラブ第39期がスタートしました。嬉しいこととして本年度は当クラブから第2630地区のアシスタントガバナーを輩出することができました。地区のガバナー公式訪問やGTMの企画設営をさせていただきます。
また、「第40期に40人以上のメンバーで活動しよう」と一昨年にスローガンを掲げて8人の増員がなされました。その後増減があり現状はあと数人で40名になる状況です。
今年中にロータリアンとして相応しい方が入会されスローガンが達成することを切に願い行動します。
本年度は例会の参加に拘ります。当日会場に来られない場合でもZOOM例会参加を試行し、実用性を検証します。人は明るくて楽しい場所に、刺激がある場所に、承認される場所に集います。そのような例会の在り方を今年度の課題として検討し40期に伝達します。
例会及び例会以外の会議でロータリーの理解をより深める機会を増やします。 国際社会は勿論のこと、日本中でウイルスと戦っている今こそロータリアンの真価が発揮されるべき時だと思っています。
引き続き、岐阜北ロータリークラブの奉仕活動にご理解とご協力をお願いいたします。