36期(2017〜2018年度)
会長 永瀬 章
今年度、第36期の会長を務めさせて頂く永瀬でございます。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
さて、皆様もすでにご存知の通り、私は9年前の第27期にも一度会長をつとめさせていただきましたが合格点が取れずもう一度となったのかなと思ってみます。十年一昔と言い、世の中は随分変化していますから、わが北RCも大きく変化しているかと思い、比較してみました。人員、予算、活動内容について調べてみますと、
人員において 27期は期首37名期末36名平均年齢64.55歳最高齢85〜41歳、35期は期首30名期末30名平均年齢64.06歳最高齢84〜43歳
人員では約20%のダウンです。
当然予算的には、27期の一般会計における支出は12,600千円、35期の一般会計はまだ決算が出ていない為、34期の一般会計の支出との比較となりますが決算額は、9,260千円と26%ダウンしています。
活動内容ですがクラブ内の行事は大体同様に踏襲されながら続いています。対外的活動におきましては若松学園への奉仕活動は継続されていますが、三谷学園への散髪の奉仕活動はなくなり、代わりの新たな奉仕活動は今のところ行われていません。
内部的には中々新しい試みがなされないのですが、過去に卓話のベスト3の表彰など会員が楽しめる企画がありました。また、35期にはわがクラブが支援している地区の少年少女バレーボールチームのため青少年奉仕委員会が地区ロータリー財団の資金を利用して全日本Vリーグの岡山シーガルズの選手たちを招聘して直接技術指導を受ける企画をしました。地域の方々には大変喜んでいただきました。
このように全体としては大きな変化はありません。これは会員数の減少が、新しい企画や新しいチャレンジを難しくしているのだと思います。
今年度のRI会長イアン・ライズリーのテーマは
ROTARY:MAKING A DIFFERENCE
ロータリー:変化をもたらす
また、そのRI会長のテーマを受け、2630地区の田山 雅敏ガバナーは地区活動方針テーマとして、
『未来を創造しよう』・・・・10年後のロータリーは・・・・
と言うテーマを掲げられました。正にロータリークラブの現状を打破しようという問いかけだと理解しました。
先の例でも述べましたが、中々変化は起きません。変化をもたらすには、先ず、クラブが元気でなければいけないと思います。クラブに活力があれば、クラブは変化することができます。我が岐阜北ロータリークラブでは今年度新しく仮称「企画委員会」なる部門の設立を考えております。構成メンバーは直前会長、現会長、会長エレクトと連続した会長からなる組織です。もちろん、希望者は是非ご参加ください。ここでは、クラブの5年先のビジョンを話し合いクラブが将来「こうありたい」というビジョンを描き、その実現に向けた実行項目を具体的に上げます。
会員増強、奉仕プロジェクト、ロータリー財団への積極的参加など長期目標を決め、クラブの戦略計画を立てます。この時、クラブの独自性を考慮し、ロータリーの未来に向けたビジョンを鑑み、あらゆる世代の日人々が参加できるようにする。つまり、誰でもが力になれる、各々が自分で、できることから始めるということです。
必要に応じて計画に修正を加えながら、長期目標達成に向け、クラブ全体で取り組んでいかなければならないと思います。今、ロータリーは変わろうとしています。決議23-34により、クラブに自主性が認められることとなり、裁量権が広がりました。会員減少にも起因しますが、個人での奉仕が団体での奉仕へ、単年度の奉仕活動が継続性のある奉仕活動へと変化しています。
最後になりますが、行きつくところは会員増強です。クラブが何を成し遂げられるかは、時の会長のリーダーシップであるとともに、会長が自ら会員に求め実現してゆくことだと思います。今年度は4名の会員増強を目標として掲げております。会員の皆様のご理解とご協力により益々岐阜北ロータリークラブの活性化が図れますよう努めます。どうぞよろしくお願いいたします。