岐阜北ロータリークラブ 会長就任にあたって


第43期 2024-2025年度
会長 波多野 光裕


岐阜北ロータリークラブ第43期(2024年〜25年度)の会長就任にあたり、 ご挨拶申し上げます。

2024年(令和6年)1月1日に発生したM7.6、最大震度7という内陸部で発生する地震としては日本でも稀な大きさの地震である「令和6年能登半島地震」では、多くの犠牲者が出ました。そして、半年経過した今でも復興への道筋すら立っていません。世界に目を向けると、日本の周りだけでなく、イスラエルとパレスチナの紛争やロシアのウクライナ侵攻など多くの紛争があり、世界をどんどんと悪い方向へ導いているような状況です。このような「分断された世界」を癒すための国際協議会を2025年にロータリーは開催する予定になっています。
 ステファニーA.アーチック2024〜25年度RI会長は、語っています。「ロータリー会員が平和構築活動を支援する方法はたくさんありますが、平和を世界に広げるには、まず自分自身の中に平和を見出さなければなりません。思いやりある行動をとることで、不安や落ち込んだ心を和らげ、既知のどのアプローチよりも社会的なつながりを効果的に促すことができます。」そして、2024年〜25年度のテーマとして「ロータリーのマジック」を提唱しています。「ロータリーのマジックは、皆が一緒になって行動することで生まれるものであり、行動することで、地域社会、そして世界をより良い場所にすることができます。ロータリーのマジックを使って世界を変えていきましょう。」と。
 国際ロータリー第2630地区の亀井喜久雄ガバナーは、地区活動方針として「地域にインパクトを」の実践を最初に掲げています。「ロータリーのマジックとは、ロータリーをより時代に即した意義のあるものに進化させることである」と捉え、地域の中で持続可能でより社会のニーズに即した大きなインパクトをもたらすアイデアを、ぜひ本年度から捻出、実践して頂くことを熱望しています。
 RIも、地区も、岐阜北クラブも「不易流行」です。慣習を見直し、持続可能なよい変化を求めています。岐阜北クラブの会員が減っている原因はどこにあるのでしょうか?変化することで活性化するなら、変化=Welcomeです。守らなければいけないルールと活性化のために変えていくルールを協議していくことになる年度にしていく予定です。まずは、企画委員会(そのための委員会です)からです。RIの理事会は、継続性を重視し、2024〜25年度をトライアル期間の初年度とし、地区やクラブに対し3年間の目標と計画の立案を要請しています。

3-year RollingTargets

 最後になりますが、本年度は、自分の親しい友人を、岐阜北ロータリークラブに入ってもらいたいと思えるようなクラブ運営、そして例会出席によって親睦が生まれ、例会の1時間を楽しむことができ、奉仕の理想が高揚される場を意識していきたいと思っています。
 会員皆様のご指導そしてご協力を何卒よろしくお願いいたします。




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